梅雨入り直後の早朝の雨も上がり、暑くも寒くもないフットパス日和でした。20名の一般公募の参加者とともに総勢31名で「国の有形文化財『染谷家住宅』と周辺の長屋門などを巡る小さな旅」を無事に開催できましたことを感謝します。説明がとても良かったとの参加者からのお声も多く、歴史・文化の発見へと誘ってくださる柏市教育委員会文化課の高野博夫先生にお世話になりました。

道の駅しょうなんを9時過ぎに出発し、中世の風情漂う「中臺家長屋門」「広瀬家長屋門」などを拝見しました。大きな農家さんの格式高い表構えは何度見ても圧倒されます。緑豊かな景観も存分に楽しめました。7Kmほどの行程の中には、長く苦しい石階段などもありましたが、参加者の皆さま同士で支え合い、豊かな交流ができたようで何よりです。

お薬師さまのお寺として親しまれる医王寺さんには、正面に大きな錐が2本祀られておりびっくりしました。耳の遠い人、喉の通りの悪い人のとおりを良くしてくださるというご住職のお話に少々怖い思いもいたしました。が、鎌倉仏師運慶の孫弟子にあたる大仏師春慶の秘仏が12年毎の虎年だけに開帳されると聞き、興味深くも感じました。

岩井将門神社では将門伝説なるお話も伺え、壁面の精巧な「放駒」や「鶴亀」などの浮彫や、右目が未完成の「隻眼の人物像」が施されているのを間近で見ることができました。

スケジュールの関係で、やや早足になってしまったかもしれませんが、もう一度ご自身のペースで歩かれて振り返ってみてはいかがでしょうか。